第20回日本臨床死生学会大会

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第20回 日本臨床死生学会大会
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ごあいさつ

大会長  張 賢徳(帝京大学医学部附属溝口病院 精神神経科)

第20回日本臨床死生学会を2014年11月29日(土)30日(日)に川崎市産業振興会館にて開催する運びとなりました。

死生学という言葉に私が初めて触れたのは1980年代の終わり、医学部生の時でした。「人はいつか必ず死ぬもの。死を意識して、自分の人生観を考えておく。それがより良い生につながる。」という趣旨の本を読み、妙に納得したことを覚えています。その後、精神科の道に進み、折に触れ死生学について考えてきました。

本学会が加藤正明先生(故人)と飯森眞喜雄先生のご尽力により設立された時、幸運にも発足時から関わらせていただきました。あれから20年、本学会の会員数は着実に増え、死生学の重要性の認識も広まっています。両先生の慧眼にあらためて感じ入ります。そして、20回という節目の大会を主宰させていただける幸運に感謝しています。

大会テーマは「現代日本における“終活”から死生学を考える」としました。終活という言葉は2010年の新語・流行語にノミネートされて以来、その認知度は高まっています。超高齢化社会と言われる現代日本にマッチするのでしょう。「人生の終わりを迎えるための活動」を広義にとらえれば、死生学につながると思います。終活という言葉遊びやブームだけで終わらせることなく、死生学についてあらためて考えてみたいと思います。

私たちは死から逃れることはできません。死ぬことをどのようにとらえ、受け入れるかを考えるヒントとして、島薗進先生に「死をいかに受け入れるか」という特別講演をお願いいたしました。また、『人は死なない』という御著書のある東京大学医学部救急医学分野教授の矢作直樹先生に、その意味をお話しいただく特別講演も企画いたしました。さらに、シンポジウムの1つで「日本人の死生観」をテーマとし、斎藤友紀雄先生、榎本稔先生、北山修先生にシンポジストをお願いいたしました。今大会が、参加者の皆様がご自身の死生観について考える機会になることができましたら幸いに存じます。

一般演題は例年通り、幅広い領域から募集いたします。臨床現場に携わる方々におかれましては、大会での意見交換をスキルアップにつなげていただけましたら幸いです。また、生命倫理や法学から死生について考えることも重要であり続けています。今大会が参加者の皆様のお役に立てることを心より願っています。多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。